2010年04月16日

旧暦3月3日−浜下り

今日はあいにくの雨ですが、
旧暦3月3日(ひな祭り)の浜下り(はまうり・はまおり)
「サングヮチサンニチー」です。

女性は、浜に下りて白い砂を踏む事により身が清められる。
という事で重箱にご馳走を詰め、三月菓子(サングヮチクワーシー)
を持って、家族で健康祈願を兼ねて行くという行事があります。

沖縄でも場所によっては、蓬餅を食べるところもあるようです。


スーパーでも浜下りのコーナーが出来てました。
写真が、三月菓子(サングヮチクワーシー)
細長いドーナツみたいなもの。

100415_1042~01.jpg


この時期、大潮で一番潮が引くので貝が沢山とれるという事で、
潮干狩りに行く家族が多く、浜辺は賑わいます。


この浜下りの民話もあります。

昔、未婚の娘が、夜な夜な通う美男子と恋に落ち、身籠もってしまいます。
しかし、その美男子がどこの誰ともわからないので
娘の母親は娘に「男が来たら、この糸を通した針を、そっと着物の裾に刺しなさい」と針を渡します。
その夜、やってきた美男子に、娘はそっと針を刺しました。

翌朝、母親は糸をたどって後をつけました。
すると、岩の下にある大きな洞穴にたどり着きました。
そこをのぞくと、2匹のあかまたー(アカマタという蛇)が話ていました。

「お前は、あの娘に自分のタネを宿した。これで、あの娘が浜に下りたりしなければ、大丈夫だ!」

「そうだな。せっかくのタネも、浜で清められたら失せてしまう。」


あの美男子は、あかまたー(蛇)だったのです。
あかまたーの子供を産むとなっては大変!

母親は、娘を連れて浜に下り、無事にあかまたーのタネを降ろすことができたということです。
そしてその日がちょうど3月3日だったそうな。


沖縄では女性を中心に、3月3日に浜下りをするようになったといいます。


また、家に災厄がかかったときも浜下りをします。
家に鳥が入ったりすると、日本では「とりいる」といって、商人などは吉兆として喜ぶ所もあるようですが、
沖縄では不吉な事、仏壇に鳥が止まったら災いが起こると言われているので、そういった時にも浜下りをします。




ラベル:浜下り 沖縄
posted by コスコス at 10:20| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄行事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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